■ ID | 119 |
■ 種類 | 論文 |
■ タイトル | 埼玉県北部のPM2.5濃度と化学組成の5年間の観測結果 Evaluation of mass concentrations and chemical compositions of PM2.5 for five years in the North Saitama region |
■ 著者 | 米持真一
Sinichi Yonemochi
埼玉県環境科学国際センター 梅沢夏実 Natsumi Umezawa 埼玉県環境科学国際センター 松本利恵 Rie Matsumoto 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)大気環境学会 |
■ 出版年 | 2007 |
■ 誌名・巻・号・年 | 大気環境学会誌、Vol.42、No.2、129-142、2007 |
■ 抄録・要旨 | 首都圏郊外に位置する騎西で、2000年から5年以上にわたり、PM2.5サンプラーを使用して、質量濃度および主要化学成分濃度の一週間単位の観測を連続して行った。PM2.5質量濃度には明瞭な減少傾向が見られなかった。3種の陰イオンには特徴的な季節変動が見られたが、塩化物イオン(Cl-)には明瞭な減少傾向が、硝酸イオン(NO3-)にも緩やかな減少傾向が見られたものの、硫酸イオン(SO42-)には、減少傾向が見られず、2004年、2005年は増加傾向が見られた。炭素成分では元素状炭素(Cel)に明瞭な減少傾向が見られたが、有機性炭素(Cor)には減少傾向が見られなかった。本観測と併せて、TEOMとPM2.5サンプラーから得られた測定値の比較を行ったところ、両測定値の大小には特徴的な季節変動が見られた。 |
■ キーワード | PM2.5、長期観測、連続測定、無機イオン、元素状炭素、TEOM |
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